新型コロナウィルスの影響により、各地で予定されていましたマラソン大会が中止となっています。世界最大の女子マラソン大会である、名古屋ウィメンズマラソンも同様に一般参加の部の中止が発表されました。この場合、参加者への参加費の返金などはあるのでしょうか。確認してみました。
一般参加は中止に
名古屋ウィメンズマラソンは3月8日(日)に開催予定していました。
同時に行われる名古屋シティマラソン(ハーフ、クォーター)を含めた約4万人の参加者がスタート地点であるナゴヤドームに集結するため、新型コロナウィルス感染の危険性が高くなることから、2月20日(木)に開催の中止を発表しました。
東京オリンピックの選考会を兼ねる「エリートの部」と、ホイールチェアマラソンは開催する予定です。
参加費は返金されるの?
一般参加での参加費用は13,850円(別途事務手数料必要)となります。
しかし大会情報に「主催者の責によらない事由で大会が中止となった場合、参加料の返金は行いません。」と表記されているため、今回の参加費の返却はされません。
決して安い金額ではないためまったく返金されないことへ異論もありますが、マラソン大会の運営は、民間企業、自治体、警察、ボランティアなど多方面への協力の下に成り立っているため、返金が難しいことも想像できます。
参加賞や2021年大会の出走権はどうなるの?
参加賞は送付されます。
名古屋ウィメンズマラソン完走賞と言えばティファニーのペンダントが有名ですが、こちらは「オンラインマラソン」に参加し完走した場合のみ、完走証明書とともに送付されることになっています。
「オンラインマラソン」とは参加予定者がスマートフォンのアプリを使って、個人で42.195㎞走るというものです。しかしルールや参加方法など詳細は検討中で、詳細は3月2日に発表があるとのことです。
事務局への問い合わせも多いようですが、2021年の出走権について確約はされません。現状の終息が見えていないことと、来年の開催に向けての見通しが立っていないためです。
まとめ
・中止になった名古屋ウィメンズマラソン一般の部の参加費は返金されません。
・完走賞のティファニーのペンダントは、「オンラインマラソン」に参加完走した場合のみ受け取ることができます。
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