ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で決勝進出を果たしたWBA世界王者・井上尚弥選手。
決勝は是非見てみたい!という方も多いかと思います。
ここではWBSSの賞金額と決勝戦の日程や場所について見ていきます。
WBSSとは?
イベントプロモーター「Comosa AG」が主催するプロボクシングのトーナメント戦で、参加資格は
WBA、WBC、IBF、WBOのいずれかの世界王者、または、世界ランキング15位以内のもの。
というもの。
各階級8人が出場します。
初年度はクルーザー級とスーパーミドル級の2階級で2017年9月から2018年9月まで開催されています。
シーズン2はスーパーライト級とバンタム級と、クルーザー級の3階級。
2018年10月から開催されています。
優勝賞金や賞金総額はいくら?
WBSS優勝者にはトロフィーのモハメド・アリ杯と賞金が授与されます。
また、ボーナス的な位置付けで、世界ボクシング評議会(WBC)の方からWBCダイヤモンドベルトが贈呈されます。
昨年度(シーズン1)は優勝賞金1000万米ドルで日本円にすると約10億円、2階級合わせて賞金総額5000万米ドルの大会となりました。日本円で約55億円になります。
シーズン2の賞金総額は未公表のようですが、2階級から3階級に増えているので、賞金額が下げられていなければ、単純計算しても賞金総額7500万米ドル。予想の域の話にはなりますが、日本円にすると2019年5月24日現在で約82億というところでしょうか。
一人当たりの賞金額の調整がされていればシーズン1と同じ賞金総額5000万米ドルあたりかと思われます。
ただ気がかりなのは、ファイトマネーの遅配や対応の遅さを指摘されている点。決勝の日程が決まらずノニト・ドネア選手の決勝撤退の話も浮上していたのは記憶に新しいです。
参考:badlefthook
優勝選手は一体いくらもらえるの?
井上尚弥選手の場合、いくらもらえるのかというと、決勝進出時点で、トータル1億円超え。
関係者によると、昨年10月の元WBAスーパー王者のフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)との1回戦、今回の準決勝と2戦に勝利したことで、合計のファイトマネーなど報酬総額が1億円を超えることになる
出典:sanspo
もしWBSSに優勝すればさらに約1億円を獲得することに。
世界的なスターを倒せば、ファイトマネーと賞金を合わせて1億円を手にできるという。わずか3試合で総額2億円超。
出典:sanspo
優勝賞金は総額100万ドル(約1億800万円)超とされ、「モンスター」尚弥が頂点を狙う。
出典:sanspo
WBSSでの3試合のファイトマネーを合わせると総額2億円超になります。。
賞金が全て選手に与えられるのではなく、その選手をサポートしている団体や関係者にも配分されるのかなと。
決勝の日程や場所はどうなってるの?
😮 This is just ridiculous… What a Monster! 🔥#InoueDonaire 🏆 #AliTrophy pic.twitter.com/ihexdoraSC
— World Boxing Super Series (@WBSuperSeries) 2019年5月22日
イギリスのグラスゴーでIBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス選手をKOで下した井上尚弥選手。
決勝では世界5階級制覇王者であるフィリピンのノニト・ドネア選手との対戦が決まっています。
注目度の非常に高い2人なので、その決勝戦もまた世界の注目の的。
WBSS公式ツイッターでは、決勝はどの場所がいいか?アンケートまでに発展しています。
🌏 Where do you think the Bantamweight Final should take place? 🤔#InoueDonaire 🏆 #AliTrophy pic.twitter.com/0EyZPuKmsC
— World Boxing Super Series (@WBSuperSeries) 2019年5月21日
ツイートを見てみると、日本や米国、イギリスなどが名を連ねています。日本だと日本武道館などの名前が上がっています。
興行側としては資金調達のこともあるのでオイルマネーが魅力的な中東も候補に上がっているようです。
参考:sponichi
やっぱり日本でみたいですよね〜。ただ全体的にオリンピックの改修工事と重なっていたりするので、興行側的にいろいろ考えなきゃいけないのかなと。
アメリカメディアの「boxingscene.com」は大阪の京セラドームかアメリカ西海岸のザ・フォーラムが候補にあがっていると報道していますが…。
参考:the-ans.jp
追記:決勝はさいたまスーパーアリーナ!
Nov 7 Saitama Dome Stadium, ready to grab the titles and raise the Muhammad Ali Trophy. Whos with me?!
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.#ImWithDonaire #teamdonIre #japan #tokyo #nov7 #wbss #ringstarsports #philippines #worldchampion #gloves #fighter #boxer #boxing pic.twitter.com/8otfZop0hZ— Nonito Donaire (@filipinoflash) 26 de agosto de 2019
11.7最高の夜にするぞ‼︎ https://t.co/VShTJS3rbx
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) 26 de agosto de 2019
で結局どうなったのかというと…。
WBSSのバンタム級決勝はさいたまスーパーアリーナにて2019年11月7日に開催されることに。チケットは9月2日から発売されます。値段等詳細はこちら↓
WBSSの決勝チケットをGET!値段や日程と一緒に発売日も要チェック
なかなか決勝の地が決まらず、もやもやとした期間がありましたが、日本での開催に喜ばれた方も多いかと。よかったです。
WBSSの地上波放送はフジテレビで!放送時間やネット中継もチェック
まとめ
・シーズン1では優勝賞金1000万米ドルで、2階級合わせて賞金総額5000万米ドル(日本円で約55億円)
・シーズン2は3階級あるので賞金総額は1.5倍に増えるのではないかと考えられる
・シーズン2の決勝はさいたまスーパーアリーナで2019年11月7日に開催
・井上尚弥選手が優勝した場合、1億が支払われ、3試合のファイトマネーも合わせると獲得金の総額は2億円超になる
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