【サッカー】FIFA世界ランキングの日本の推移!最高位はどこ?男女別に見てみた

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歴代日本代表のFIFA世界ランキング推移をみたい!

サッカーA代表の強さをはかる上で指針となっているのがFIFA世界ランキング。

ここでは歴代日本代表のFIFA世界ランキング推移を男女別にまとめながら最高位や最低位の時期と理由について見ていきます。

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FIFA世界ランキング推移!(日本代表編)

歴代ランキング一覧

1993年…43位
1994年…36位
1995年…31位
1996年…21位
1997年…14位(歴代ベスト)
1998年…20位
1999年…57位(歴代ワースト)
2000年…38位
2001年…34位
2002年…22位
2003年…29位
2004年…17位
2005年…15位
2006年…47位
2007年…34位
2008年…35位
2009年…43位
2010年…29位
2011年…19位
2012年…22位
2013年…47位
2014年…54位
2015年…53位
2016年…45位
2017年…57位(歴代ワースト)
2018年…50位
2019年…28位
2020年…27位
2021年…26位
2022年…20位(12/22)

参考:FIFA公式サイト

最高位と最低位はいつ?理由も分析

最高位1997年 14位

最低位1999年と2017年 57位

FIFAランキングはFIFAが定める規定に基づいて算出されたポイントを合算して各国の強さをランキング形式で表したものです。

W杯から親善試合まで国際Aマッチと呼ばれる国同士の試合の結果がポイントの対象試合となります。

ポイントの計算方法はこれまで4度見直されています。

現在は各試合の重要度、試合結果、試合の期待結果の3つを計算式に当てはめて、今のポイントに足すことで合計ポイントを出し、順位づけをしていきます。

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計算方法が変わると少なからず影響を受ける国もあります。

1997年に日本代表は最高位となる14位にランクインしています。

この年の戦績を見て見ますと、26試合13勝9分4敗と勝ち越し。中にはクロアチアやトルコといった強豪国にも勝利しています。

また、1998年のフランスW杯の最終予選が行われており、重要度が高い試合に負けないことでポイントが高くなっていったことがわかります。

当時の監督は加茂周監督でしたが最終予選で勝てないことが多く、岡田武史監督へと交代しています。

選手では、中田英寿選手や三浦知良選手、今やJリーグの監督をしている相馬直樹選手や名波浩選手が出場しています。

反対に1999年と2017年は最低位の57位

1999年の戦績を見てみると、7試合0勝4分3敗。勝つことがポイントを積み上げる最低条件ですが勝てないと自ら順位を下げて他の国に追い抜かれてしまいます

当時の監督はフランス人のフィリップ・トルシエ監督です。

選手はフランスW杯のメンバーを中心に後のシドニーオリンピックのメンバーになる中澤佑二選手や三浦淳宏選手、柳沢敦選手など現在もサッカー関係者として活躍している選手が出場しています。

ここでの勝てない時期があったからこそ2002年の日韓W杯ではベスト16となる成績を納めたのかもしれません。

2017年の戦績を見てみると、13試合6勝3分4敗。数字だけ見ると負け越しているわけではないのになぜ順位は低いのでしょうか?

2017年は世界各地でW杯予選が行われています。

その中で他国が重要度が高い試合により多く勝っていたり、順位が下の国が上の国に勝つことで飛躍的にポイントを伸ばしたことが原因としてあげられます。

決して自国の結果だけが良くても他国との兼ね合いもあるのですぐに順位が上がることがないことがわかります。

当時の監督はハリルホジッチ監督。主な選手は吉田麻也選手や長友佑都選手、大迫勇也選手など。

2022年のワールドカップではグループステージでドイツ、スペインを下し、ラウンド16でクロアチアと引き分けでPK戦負け。大会最終結果はクロアチアが3位。日本は9位となりました。

課題も多く見つかったかとは思いますが、各試合が非常に意味のあるもので、次大会につながるものだったかと思われます。

2022年10月段階で24位でしたが、最終更新日の12月22日で20位という結果となっています。

FIFA世界ランキング推移!(なでしこ編)

歴代ランキング一覧

2003年…14位(歴代ワースト)
2004年…13位
2005年…11位
2006年…10位
2007年…11位
2008年…9位
2009年…6位
2010年…5位
2011年…3位(歴代ベスト)
2012年…3位(歴代ベスト)
2013年…3位(歴代ベスト)
2014年…4位
2015年…4位
2016年…7位
2017年…9位
2018年…8位
2019年…10位
2020年…10位
2021年…13位
2022年…11位(12月)

参考:FIFA公式サイト

最高位と最低位はいつ?理由も分析

最高位2011、2012、2013年 3位

最低位2003年 14位

女子のFIFAランキングも男子と同じ方法が使われています。歴代の最高位ですが、2011年から2013年にかけて3位といった好順位をキープしています。

最大の要因は、2011年に行われたW杯で優勝をしたこと。決勝戦で世界最強国アメリカをPK戦の末撃破したことは、日本のスポーツ史でも大きな出来事となりました。

その後もアルベルガカップやロンドンオリンピックで銀メダルを獲得するなど、国際大会で結果を残し続けたことが3位という順位をキープできた要因です。

当時の監督は、佐々木則夫監督。2007年から2016年と長い間チームを率いてきて世界一という快挙を成し遂げました。選手たちは、澤穂希選手や丸山桂里奈選手や宮間あや選手が中心としてプレーしています。

2011年、澤穂希選手はバロンドールという世界年間最優秀選手にも。男子でいう、メッシやクリスティアーノ・ロナウドが獲る賞です。

反対に最低位は2003年の14位です。

女子のFIFAランキングは2003年から始まっており、この年のランキングは以前の成績が反映されています。

始まる以前の成績を見て行くと、W杯に何回か出場しているものの予選敗退が多く、目立った成績を残せていません

それゆえ13位という順位になっています。13位という順位でも十分高いと言えますが、W杯優勝したことを思えば少し低いような感じも。

当時の監督は上田栄治監督。2002年から2004年までチームを率いていて、W杯出場とアテネオリンピック出場と素晴らしい結果を残しています。

主な選手としては、澤穂希選手や山郷のぞみ選手や川上直子選手がプレー。

まとめ

・男子が最高位14位

・女子が最高位3位

・ランキングは重要度の高い試合に勝てるかという観点の他に他国との兼ね合いも影響している

以上のように数字だけ見ればサッカー強豪国とみることができます。

しかし高順位をキープすることはやはり簡単ではなく、男子で言えば歴代最低位の57位まで順位を落としています。選手の入れ替わり、監督交代、他国の結果など様々な要素が組み合わされ順位は変動していきます。

そのためにも優秀な選手の継続的輩出やその選手などをまとめて勝たせることのできる監督などが必要不可欠です。

重要度の高い試合に勝つ、強豪国に勝つことで順位は大きく変わるので、これからは試合のたびにどのくらい順位に変動があったかみるのも楽しそうです。

参考:
JFA公式サイト
sanspo

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