大物海外選手がプレーするなどJリーグが盛り上がっています。そのレベルが世界でみるとどのくらいなのか、海外のリーグと比べてみました。
海外リーグと比較してみると…
よく他のリーグとレベルを比較することは簡単ではないと言われます。それは、サッカーのスタイルやプレーする選手の違いなどが影響されるからです。
ここでは単純にJリーグが世界のどの辺に位置しているかみていきます。
Bleacher Reportが2017年に発表したランキングによるとJリーグは17位にランクインしています。
このランキングの算出方法は移籍金、1試合あたりのゴール数、選手の市場価値や観客動員数などを考慮しています。上手いか、そうでないかだけでなく、金銭面、人気も含めリーグ全体の総合的な判断になります。
1位から20位までみていきます。
2 リーガエスパニョーラ(スペイン)
3 ブンデスリーガ(ドイツ)
4 セリエA(イタリア)
5 リーグ1(フランス)
6 エールディビジ(オランダ)
7 スーパーリーグ(中国)
8 MLS(アメリカ)
9 プレミアリーグ(ポルトガル )
10 セリエA(ブラジル)
11 メキシコリーグ
12 ジュピタープロ(ベルギー)
13 プレミアリーグ(スイス)
14 プレミアリーグ(ロシア)
15 プレミアリーグ(ウクライナ)
16 スーパーリーグ(スイス)
17 Jリーグ(日本)
18 アルゼンチンリーグ
19 プレミアリーグ(スコットランド)
20 ポーランドリーグ
海外出身のサッカー関係者のコメントをチェック
次に海外出身のサッカー選手や指導者がJリーグについてコメントしているものを集めました。
元ドイツ代表でヴィッセル神戸に所属するポドルスキ選手
ヨーロッパの選手やチームと比べることは難しいが、昨年は浦和がアジア王者に輝いたように、アジアの中ではナンバーワンだと思う。
出典:jleague
現役ベルギー代表でヴィッセル神戸所属のフェルマーレン選手
難しいコンペティションだと思う。
日本人選手はとても熱心で、フィジカルも強く、スピーディーなんだ。
バルセロナと比較するのは無理があるけど、レベルは決して低くない出典:sanspo
スイスで長年監督を務め、現在はヴィッセル神戸で指揮をとるフィンケ監督
観衆はそこまで熱狂的ではなく、ファンはどちらかと言えばイベント的な感覚でスタジアムを訪れている。2-2で引き分けて4ゴールが決まった試合でも人々は満足している様子で家に帰る。だが、スピードや技術、戦術においてリーグのレベルはとても高い。(スイス1部の)スーパーリーグよりも高いと言える
出典:msn
元スペイン代表で今夏にサガン鳥栖で現役引退をしたフェルナンドトーレス氏
Jリーグは間違いなくアジアで一番強い。選手はテクニックに優れ、モチベーションも高い。Jリーグが世界一流のリーグになるための条件は揃っていると思う。あとはチーム力を上げることが課題だ。
以上のようにJリーグは世界のリーグと比べても見劣りのしないリーグということが伺えます。
競技レベルではアジアの中で1番と言われますが、先ほどのランキングでは大物選手の数と給料の面で中国に劣っていることが予想されます。
まとめ
・Jリーグは総合的に見て世界17位のリーグ(2017年)
・競技面ではアジアナンバーワンと言われている
・給料や大物選手の数などで中国のリーグより下になっている
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