サッカーの時に聞く、勝ち点や得失点差とはどういうものなのでしょうか。また勝ち点と得失点差が同じだったらリーグ戦での順番はどう決まるのでしょうか?
ここでは勝ち点や得失点差、リーグ戦での順番のつけ方についてまとめていきます。
勝ち点とは?
サッカーにおいてよく聞く、勝ち点とはチームが得るポイントです。
リーグ戦で順位を決める時はこの勝ち点の数をもとに決めます。
負けると勝ち点は0です。
引き分けの時は両チームに勝ち点1が与えられます。
リーグ戦の全日程が終了した時に一番勝ち点を持っていたチームが優勝となります。
順番はどう決める?
勝ち点が同じ時は得失点差で判断
順位は勝ち点をもとに決めますが、たまに勝ち点が同じチームがいたりします。その時は、得失点差を順番決めの判断基準とします。
得失点差とは、自チームが得たゴール数から奪われたゴール数を引いた数となります。
例えば、1試合目に3-0で勝ったら得失点差は+3となります。
2試合目に0-2で負けたら得失点差は前回の3から2を引いて、1となります。
このように計算していき、より多くのゴールを奪って、より少ない失点数のチームが順位は上になります。
そのため、リーグ戦では普段からできるだけ点を取って、失点を少なくすることが大事になります。
勝ち点と得失点差が同じ場合はリーグ戦の総得点で判断
しかし、勝ち点と得失点差が同じ場合も出てくる時があります。
その時はどう順番を決めるのでしょうか?
勝ち点と得失点差が同じ場合はリーグの全試合での総得点が多い方が順位が上になります。
総得点も同じなら…チーム同士のリーグ戦での対戦成績で
それでも同じだったら、そのチーム同士のリーグ戦での対戦成績(勝ち点、得失点差、得点)をもとに順位を決めます。
つまり、リーグ戦の時に勝っていた方が順位が上になります。
このように、リーグ戦の順位を決める時には
勝ち点、得失点差、総得点、当該チームの対戦結果
の順番で順位を決めます。
それでも決まらなかったら…
これでも決まらない場合は、フェアプレーポイントが適用されます。
2018年のロシアワールドカップで、日本代表は2位争いをしていたセネガル代表と全ての判断基準を用いても順位が決しなかったため、フェアプレーポイントの差で2位になりました。
フェアプレーポイントは、チーム単位でイエローカードやレッドカードを受けた数をもとに減算されるポイントのことです。イエローカードやレッドカード数が少ない方が順位が上になります。
フェアプレーポイントも同じ場合、最後の頼みの綱は抽選。
稀なケースでしょうが、抽選で負けちゃったらしばらく立ち直れないですよね…。
まとめ
・サッカーの勝ち点は順位を決めるもとになるポイント
・勝つと3ポイント、引き分けると両チームに1ポイントずつ、負けると0ポイント
・リーグの全日程が終了した時に勝ち点を多く得ているチームが優勝
・勝ち点、得失点差、総得点、当該チームの対戦結果、フェアプレーポイント、抽選の順で順位を決める
参考:
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