世界で1番レベルが高いと言われるスペインのサッカーリーグ、ラ・リーガ。ここでは、意味やリーグ構造と一緒にリーガ・エスパニョーラとの違いについてまとめていきます。
ラ・リーガとは?
ラ・リーガとは?
バルセロナやレアルマドリードが所属するリーグとして有名なスペインのサッカーリーグのことをラ・リーガと呼びます。
ラ・リーガはスペイン語で「La Liga」と表記し、英語にすると「The league」となります。
「そのリーグ」というシンプルな名称を取られています。
ラ・リーガ1部をピラミッドの頂点として、2部リーグ、3部リーグと下部リーグの構成があります。
1部リーグのことをスペイン語で「Primera Division(プリメーラ・ディビシオン)」(Primera は「最初の」Divisionは「部門」という意味)、
2部リーグのことを「Segunda Division(セグンダ・ディビシオン)」(Segundaは「第2の」という意味)
3部リーグに相当する2部リーグBをセグンダ・ディビションB(Segunda Division B)、
4部リーグに相当するリーグを「Tercera Division」(Terceraは「第3の」という意味ですが、実質4部)
といいます。
2016年7月よりサンタンデール銀行が命名権を買い取ると1部リーグを「La Liga Santander」、2部リーグのことを「La Liga 1|2|3(ラ・リーガ・ウン・ドス・トレス)」と呼ぶようになりました。(「1|2|3」はサンタンデール銀行のスローガンです。)
LaLiga 👉 LaLiga Santander
LaLiga2 👉 LaLiga 1l2l3Todos los detalles: https://t.co/iFHa9HEVnR pic.twitter.com/byOisd2hAu
— LaLiga (@LaLiga) 2016年7月21日
さらに2部リーグに至っては、正式名称が2019年7月に変更。「La Liga 1|2|3(ラ・リーガ・ウン・ドス・トレス)」から「La Liga SmartBank」となりました。
参考:laliga
ラ・リーガには何チームあるの?
1部リーグのチーム数は20チームで、2部リーグは22チームです。
1部、2部リーグは全国リーグになっていて、3部リーグ以下は地域リーグとなっています。
3部リーグは4つに分けられていて、それぞれのリーグに20チーム所属しているので、計80チームが所属しています。
日本でいうと、J3が4つある感じです。
3部の下には4部リーグがありますが、アマチュアリーグとなり、La Ligaの運営とは異なります。4部リーグも地区ごとに分けられていますが、全部で18のリーグに分けられていて、計360チームが所属しています。
昇格の仕組みはどうなってるの?
昇格、降格の仕組みは1部と2部では3チームずつ、2部と3部とでは4チームの入れ替えがあります。
3部と4部では少し複雑です。
3部各リーグの下位最大5チームが降格し(プレーオフ次第で4チームのみ)、4部各リーグの上位4チームがプレーオフに進出して、他のリーグのチームと昇格を争います。
ラ・リーガとリーガ・エスパニョーラの違い
このスペインリーグですが、人によって呼び名が違うことがあります。ある人は上記のようにラ・リーガと呼びます。また、ある人はリーガ・エスパニョーラと呼びます。
スペイン語で「Liga Española」と表記します。日本語訳するとそのまま「スペインリーグ」を意味します。
つまりラ・リーガもリーガ・エスパニョーラも同じ意味です。
このリーガ・エスパニョーラは愛称のようなものでもあります。
スペインリーグ全体をリーガ・エスパニョーラと呼びます。日本で当てはめてると、リーガ・エスパニョーラをJリーグ、ラ・リーガ サンタンデルをJ1と呼ぶようなものです。
(狭義ではプリメーラ・ディビシオンのことを指すこともありますが。)
どちらの単語を使っても、スペインリーグには代わりはないので、好きな方を使っていきましょう。
まとめ
・ラ・リーガとは、スペインのサッカーリーグの呼称です。
・1部リーグと2部リーグが全国リーグで、それ以下は地域リーグとなります。
・1部リーグから3部リーグがプロでそれ以下はアマチュアリーグになります。
・リーガ・エスパニョーラはスペインリーグの愛称で、スペインリーグの全体を指します。
参考:
sportiva.shueisha
footballchannel
soccer-king
us.soccerway
qoly
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