天皇杯と天皇賞の違いは?競馬はどっちでサッカーはどっち?

サッカー

年末になると天皇杯、春や秋には天皇賞という言葉を聞く機会が多くなると思いますが、そもそも

「天皇杯と天皇賞の違いってなんだっけ?」

と思われる方もいらっしゃるかと思います。

サッカーやバスケ、バレー、競馬など各種競技でみられる大会なので、ここで、天皇杯と天皇賞の違いについて確認していきましょう。

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天皇杯と天皇賞の違いは?

天皇杯とは?

 

天皇杯(てんのうはい)とは、日本において、様々な競技で優勝した者に対して授与される賜杯(トロフィー)のこと。また、その賜杯が授与される大会名。

出典:wikipedia

 

正確に言うと「天皇賜杯てんのうしはい」といいますが、一般的には「天皇杯」と呼ばれることが多いです。

天皇(日本以外の国だと皇帝、国王)から「賜った杯」のことを賜杯といいます。

天皇杯は宮内庁から各競技団体に下賜かしされていて、その大会は宮内庁から認められた証。

そのため天皇杯は非常に権威の高い大会となっています。

 

サッカーは天皇杯

今年度(2019年度)の予選参加チームは2619チームとなっていて、予選を勝ち抜いたチームと本戦からのチームを合わせた88チームが日本一をかけて戦います。

第1回開催は1921年。

戦争関係で何回か中止もありましたが、今年が第99回大会となり、東京オリンピックが開催される2020年が記念すべき第100回大会となります。

開催当初は「ア式蹴球全国優勝競技会」という名称でした。

そこから1948年に天皇杯というトロフィーが下賜されたことをきっかけに1951年から天皇杯という名称に変わります。

 

「天皇杯=サッカー」のイメージがありがちですが、他の競技もあります。バレー、バスケもメジャーですね。プロ・アマチュアを問わず日本一を決める大会となっています。

スポーツ競技の他に農業技術のようなものにも天皇杯があります。

 

天皇賞は競馬

この天皇杯、近代スポーツ史を紐解けば、最初の事例が競馬に。

明治初期、1880年の「Mikado’s Vase」にまで遡ることができます。

余談ですが、競馬への明治天皇の関わりというのは、この当時の外交問題が強く影響しています。不平等条約の改正が国の課題だった時代です。

競馬場=社交場

であり

馬の強さ=国の強さ

という背景があります。この当時、馬の質は軍事を左右するものでした。

 

この流れを汲んだのが、1905年の「エンペラーズカップ」になります。

菊花御紋付銀製花盛器が日本レーシングクラブに下賜され横浜競馬場で開催されました。

これが「天皇賞」の前身とされています。

天皇杯も天皇賞もルーツは同じということになりますね。

 

JRAでは1937年(昭和12年)秋の帝室御賞典を天皇賞の第1回としています。その後以下の変遷を経て現在に至ります。

 

1941年(昭和16年)ABCD包囲網による経済封鎖から帝室御賞典賞杯も木製の盾になる

1944年(昭和19年)秋、戦局悪化のため中止

1947年(昭和22年)春、「平和賞」の名称で再開(下賜なし)

1947年(昭和22年)秋、「天皇賞」として名称を変更(41年の盾が原型の優勝盾が下賜)

 

天皇賞は日本競馬の中で最も長い歴史を持つレースの名前です。盾が下賜されることからレース自体を「盾」ともいいます。

天皇杯と違って天皇賞と名の付く大会は競馬のみです。

 

まとめ

・天皇杯は様々な競技で優勝した者に対して授与される賜杯及びその大会名(サッカー、バレー、バスケなど)

・天皇賞は日本競馬の中で最も歴史あるレースの1つ

・天皇賞も天皇杯もルーツは同じ

参考
nhk
wikipedia
wikipedia
nikkei

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