サッカーを観ていてふと疑問が。「アディショナルタイムって、ロスタイムのことだよね?いつの間に変更になったんだ?」と。
ここではアディショナルタイムとロスタイムについてまとめていきます。
アディショナルタイムってロスタイムと違うの?
試合中、選手が負傷したり、選手交代などにより試合が中断する時間を「ロスタイム」と呼んでいましたよね。
結論を言うとアディショナルタイムとロスタイムは名称が違うだけで内容は変わらないのです。
2000年代のサッカー試合中継からアディショナルタイムが使用されるようになりました。
ちなみに、試合が中断された時間を両チーム共に公平にする為にロスした時間を残りの試合時間にどれほど追加するかは主審が決めます。
つまりきっちりと何分何秒浪費したのか時間を計っている訳ではありません。
いつから変更?
では、いつからアディショナルタイムに呼び名を変更したのでしょうか?
実は正式に変更されてから随分経っていました…。2010年7月16日付けで各組織に通達されています。
“アディショナルタイム(Additional Time)”の表示ついて【依頼】
このとき「目安」という表記も行わないように各組織にも依頼されています。
ただ、国際サッカー評議会(IFAB)のサッカー競技規則2018/19の翻訳版にはアディショナルタイムの事を「空費された時間」と表記しています。
実況中継するアナウンサーによってはアディショナルタイムを「追加時間」と呼ぶ事もあるそうです。また、2008年の北京五輪などの国際大会の一部ではアディショナルタイムと呼称しています。
ロスタイムがまさか和製英語とは知りませんでしたね(+_+)
まとめ
・アディショナルタイムはロスタイムと同意味で名称を変更しただけ
・アディショナルタイムは主審の裁量に任せられている
・アナウンサーによっては追加時間と呼称
・日本では2010年7月16日審判委員会で正式に呼称すると決定
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