Jリーグも終盤になると話題の一つがJ2への降格です。
優勝を経験したことのあるチームが、試合直後に降格が決定して、泣き崩れるシーンを見ることがあります。サッカーを観ていて最も胸が痛くなるシーンです。
では、1度も降格していないチームはあるのでしょうか。確認して一覧にしてみようと思います。
降格してないチームといえば…
Jリーグ発足から現在まで、降格していないチームは
鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの2チームだけ。
少なすぎて一覧にできませんでした…。
Jリーグは10チームで発足しました。オリジナル10と呼ばれるチームです。
その中で横浜フリューゲルスは横浜マリノスに合併され、横浜F・マリノスとなり、なくなっています。そして現在、ジェフユナイテッド千葉、東京ベルディ1969の2チームがJ2で戦っています。
残りの5チームが1度はJ2降格を経験しています。しかもこの5チームはすべて優勝も経験しているのです。
Jリーグは世界の中でも実力が拮抗しているといわれています。つまり、Jリーグはちょっとでも歯車が狂うと降格してしまう可能性があり、うまくいけば上位を目指せるリーグといえます。
理由を考えてみた
鹿島アントラーズというチームは常勝軍団というイメージがあります。
実際に歴代の順位を見ても常に1桁順位を記録し、Jリーグ史上初の3年連続優勝はほかのどのチームも経験できていません。
また鹿島アントラーズには「勝負強い」という印象があります。以前インタビューで大岩監督が「ほかのチームがそういうイメージを持っている。1点取ると勝手にこけてくれる」と、コメントしていました。安定して強いチームです。
今季も2019年11月14日現在で首位のFC東京に勝ち点差3で、優勝争いに参加しています。
横浜F・マリノスも1995年、2003年、2004年に優勝を経験しているチームですが、2005年からは大体中位ぐらいの成績が多く、危なげない印象です。
しかし、近年は攻撃的なチームに変貌しました。複数得点を決めて、圧倒的に勝つ試合が多くなっています。
これは2014年にイングランドのシティ・フットボール・グループとグローバルパートナーシップを締結して、新しいスタイルを構築しているからです。
今季は1月14日現在で首位のFC東京に勝ち点差1の2位につけて、優勝を狙っています。
まとめ
・JリーグでJ2に降格したことがないチームは鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの2チームだけです。
・鹿島アントラーズは勝負強い常勝軍団です。
・横浜F・マリノスは危なげないチームでしたが、近年は攻撃的なチームに変貌しています。
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