ラグビーは激しいスポーツですが、選手のピーク年齢は何歳なのでしょうか。日本代表と世界の選手の年齢層についてまとめていきます。
ラグビーのピーク年齢は何歳?
日本代表をみてみると…
日本で開催されたラグビーワールドカップ2019。ここに選出された選手は31名になります。平均年齢は28.4歳となっています。
最年長は、トンプソン・ルーク選手。
1981年4月16日生まれで2019年10月現在38歳。
現在近鉄ライナーズに所属しています。
2015年のラグビーワールドカップに出場後引退を決意していますが、ワールドカップ予選を見ているトンプソン・ルーク選手の様子を見ていた奥さんが「もう一度やったみたら」という後押しがあり現役復帰。
その結果日本代表に選ばれ出場することになりました。
トンプソン・ルーク選手は自分のことを「おじいちゃん」といっているそうで、ピーク年齢は過ぎていると考えられます。
2015年大会に出場した五郎丸歩選手は1986年3月1日生まれ。ヤマハ発動機所属。
前回大会の時は29歳で、ゴールキックを蹴る前のポーズで子どおから大人まで注目を集め活躍されました。
現在もトップリーグで活躍されていますが、2019年の大会では日本代表には選ばれていません。
また、現在キャノンイーグルスに所属している田中史朗選手。
1985年1月3日生まれで2019年10月現在34歳。
「今回が日本代表は最後」という気持ちで参加しているそうです。
その他、日本代表選手の注目選手をみてみると…
・流大選手 1992年9月4日生まれ 27歳サントリー所属
・田村優選手 1989年1月9日生まれ 30歳キャノン所属
・福岡堅樹選手 1992年9月7日生まれ 27歳パナソニック所属
・松島幸太郎選手 1993年2月26日生まれ 26歳サントリー所属
5人の注目選手の平均年齢は27歳になります。
このような状況から、日本代表のピーク年齢は27〜29歳といえるのではないでしょうか。
世界の場合はどうなの?
では世界の選手はどうなのでしょうか。
ラグビーといえばオールブラックスというイメージを持っている人がいると思います。オールブラックスはニュージーランド代表のことです。
選手31名の平均年齢は27.4歳。
世界ナンバーワン選手といわれているボーデン・バレット選手は1991年5月27日生まれで2019年10月現在28歳。
今回大会で人気を集め、ピーク年齢といって間違いないことからどんなプレーをしてくれるのか注目されています。
このほか、世界の注目選手といえば…
・南アフリカ代表 ハンドレ・ポーランド選手 1994年3月11日生まれ 25歳
・イングランド代表 オーウェン・ファレル選手 1991年9月24日生まれ 28歳
など。
世界のラグビー選手の平均年齢は、ワールドカップで見てみると2015年の前回大会でFWは29.8歳、BKは27.8歳。
ピーク年齢27〜29歳といえます。日本・世界においてそれほど違いいはないようです。
理由も考えてみた
ラグビーはスクラムやタックルといった、体と体がぶつかり合う激しいスポーツです。
体重80k以上のある選手はたくさんいます。
さらに、前後半合わせて80分と長時間フィールド内を走り回るので非常にタフな試合になります。
そのため、ハードなトレーニングを行い体を鍛え上げなければ、怪我をする恐れもあります。
このように、運動量だけを考えると若い選手が有利のように考えられます。しかし、15人のチームプレーのスポーツであることから、経験なども必要になってきます。
これらのことから、体力的にも精神的にも脂ののった27〜29歳がピークになると考えられます。
30歳以上のベテラン選手で活躍されている選手はたくさんいますが、トレーニングなど体力面の補強を意識されている方も多いのではないでしょうか。
まとめ
・ラグビーの日本代表や世界の代表選手でをみてみると、ピーク年齢は27歳〜29歳
・日本と世界で比べてもピーク年齢ほとんど変わらない
・広いフィール度内を走り、体と体をぶつけある激しいスポーツということからピーク年齢が若い
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