バドミントンのルールって点数の付け方や数え方など意外と知られていないことも多いです。ルールが分かればバドミントンをするのも試合を観戦するのも楽しくなりますよ。
ここでは初心者の為の基礎ルールをご紹介していきます。東京オリンピックも控えていますので観戦を楽しむための基礎知識を一緒に見ていきましょう。
バドミントンのルールをチェック!点数のつけ方はどうなってるの?
子供から大人まで気軽に楽しめるバドミントン。
実は1対1のシングルと2対2のダブルスではコートの広さ、点数の違いがあります。
コートはシングルの方がやや狭くなっているので、シングルではアウトになるラインがダブルスではインになります。
そして点数の付け方。
以前はサーブ権がないと点を入れてもカウントされませんでした。つまり、サーブ権がある内に点をしっかりいれないと点は増えないし、点が入って初めてサーブ権が移行するので試合時間がとても長かったんです。
ですが、今ではサーブ権関係なしに得点が入るようになりました。
試合は3ゲーム。先に2ゲーム先取した方が勝ちますが、お互い1ゲームずつ取っていて引き分けの場合「ファイナルゲーム」として3ゲーム目が行われます。
例えば第1ゲームに負け、第2ゲームも負けてしまったらその時点で試合は終了です。
私の経験ですが、第1ゲームを落としてしまった場合第2ゲームでどれだけスタミナと気力が残っているかがポイントになります。
第1ゲームで叩きのめされメンタル面が復活出来ない場合、第2ゲームで挽回するのは結構大変なんです。
では何点入れたら勝つのか?
21点取った方が勝ちになるんですが、その前に11点入った時点で2分間の休憩タイムになります。
11点されど11点。
本気でバドミントンはハードなので11点入った時点で割と体力使っているので、上がった息を整えたり水分補給したり…。
コートに汗が飛び散っているので、汗を拭いてもらう時間でもあります。
休憩タイムが終了後、相手よりも先に21点取りしかも2点差を付けなくては勝つことが出来ません。
1点差のまま20点を迎えると、延長戦が始まります。
試合で怖いのは延長戦で1点差のまま決着がつかない事!
こうなると30点取るまで試合が終わりません(-_-;)
ちなみに数え方は英語なの?
では数え方について見ていきましょう。
試合が始まる時に何て言っているか分かりますか?
あれは英語なんですが、試合が始まる時は両チーム共に0点スタートなので「ラブ(0点)オール プレー」という審判の声で試合が始まります。
点が入るたびに審判は点数を言いますが、サーブ権を持っている方から点を言います。
1:0であれば「ワン ラブ」。
レシーバー側の得点なら「サービスオーバー ラブ ワン」。
例えば両チーム同じ点数になった場合は「点数(英語)オール」となります。テニスと同じですね。
主審のコールを聞いていれば、今どちら側にサーブ権があるのかが分かります。
また時々「フォルト」と「レット」という声を聞きますが、
簡単に言えばフォルトはいわゆるルール違反、
レットはルール違反が原因で試合を一時中断しないといけない場合に使われます。
ネットに身体が当たってはいけませんし、相手がラケットを構える前にサーブを打つこともダメ、わざとラケットを構えないのもダメ。
スポーツとは常にフェアでなくてはいけないのです。
まとめ
私も学生時代、バドミントンをしていましたが、21点取るのって本当に大変!!
だからこそ11点取った後の休憩(インターバル)では選手は全力で休憩します。
疲れてくるとシャトルを目で追う事も難しくなるし、先を読む事も難しい…特に相手が男子バドミントンの桃田選手みたいにスマッシュを連発してこようものならシャトルを追いかける度にスタミナが激減します。
だからこそ?バドミントンは試合観戦も試合も楽しいんですよね♪
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