名古屋グランパスのゴール裏であるホーム自由席はいつも真っ赤に染まり、大きくそろった声援を送っています。と、いうことは服装や持ち物などにルールが存在するのでしょうか。
また応援につきもののチャントといわれる応援歌があります。チャントとはどんなものなのか、合わせて見ていきましょう。
ホーム自由席とは
ホーム自由席とはパロマ瑞穂スタジアム、豊田スタジアムともに北側のゴール裏に位置する自由席エリアです。
サポーターが選手へ試合前の練習から試合後まで総立ちで声援を送り続ける、まさに応援のためのエリアです。
初めての観戦ではとても熱量が高く、圧倒されてしまうかもしれません。しかし名古屋グランパスのサポーターの応援は迫力があり、選手やチームへの後押しする力に溢れています。
周りの人たちと大きな声で応援したい、盛り上がりたい人にはぴったりの席です。
服装や持ち物のルールはあるの?
どんな服装がいい?
特に決まりはないですが、やっぱりユニフォームを着るのが一番いいでしょう。しかし手に入れるのが困難な場合もありますので、赤色のものを身に着ければそれでOKです。
ボトムも決まりはないですが、動きやすいものがいいでしょう。
汗をかいたり、飲み物やグルメをこぼしたりして汚れてしまう可能性もあるので、簡単に洗えるものの方がおすすめ。
また試合中は約2時間、その前後も含めて数時間屋外にいることになります。スタジアムに到着した時は暑かったのに、帰るころには寒くなるということもよくあります。重ね着などで調整できる服装や、上着を1枚持っていくといいです。
あとは靴です。スタジアムは広いし、階段の昇り降りがあります。自由席では立ちっぱなしになることもあり、チャントに合わせて飛び跳ねたりもします。なるべく履きなれた、足が痛くなりにくいスニーカーなどをおすすめします。
持っていくと便利なものリスト
□タオル
サポーターの多くは首にタオルマフラーを巻いています。夏暑いときには日焼け防止に、寒いときには防寒になります。座布団の代わりにシートに敷いたり、何かと便利です。
□ウエットティッシュ
席について手元などが汚れてしまったときに役に立ちます。スタジアムグルメを食べるときにも便利です。
□保冷剤
夏の暑いときにはぜひ持っていってほしいアイテムです。熱中症対策として首の裏や脇の下を冷やすのに効果的です。
また凍らせたペットボトルも同じように使えます。ただし名古屋グランパスのホームスタジアムでは601ml以上のペットボトルの持ち込みはできません。
□使い捨てカイロ
冬場の観戦に役立ちます。
□カッパ
雨が降ってもスタジアムでは傘をさしての観戦はできません。雨の予報の場合はカッパは必需品ですし、寒いときは防寒着にもなります。
□ゴミ袋
自分の荷物を入れるために使います。荷物はシートの下や足元に置くことになります。雨から守るというのもありますが、自分だけでなく周りの人が飲み物をこぼしてしまったりすることもあるからです。
ホーム自由席の暗黙のルール
ホーム自由席はピッチの近い中央の位置から応援をメインで行う人たちが集まります。しかも常連ばかりなので、初めて行くにはハードルが高いかもしれません。
チャントが歌えなかったり、立ちっぱなしが辛かったりすると大変です。また試合中には大きな旗が振られますが、そうすると視界が遮られることもあります。
初めて観戦される方は、後ろの方の席から始めるのがいいかもしれません。
チャントを覚えると更に楽しい!
チャントとは簡単に言うと応援歌です。
元々ある楽曲やリズムに応援の言葉を当てはめて短めの歌を繰り返し歌います。
本来は「一定のリズムと節を持った祈りをささげる様式を意味する言葉」とあります。お経などもチャントの一つといわれています。
チャントはいくつか種類があります。試合の始まりに歌うチャント、チャンスのときに歌うチャント、チームを勇気づけるときに歌うチャントなどがあります。
また選手個人に向けたチャントもあり、よいプレイをした後などに歌われます。
名古屋グランパスのチャント集はここで見ることができます↓
チャントは主にサポーターが作ります。シーズン中にも更新されたり、新しいものが追加されるので、YouTubeなどでチェックするのがいいかもしれません。
試合中にホーム自由席の前の方にいるコールリーダーが何を歌うか指示を出し、拡声器で先導します。それに合わせてみんなで歌います。
チャントの良さはスタジアムの一体感です。サポーターは12番目の選手と言われており、チャントで試合に参加し、スタジアムを盛り上げています。
まとめ
・ホーム自由席は大きな声で応援し、スタジアムを盛り上げたい人のための席
・スタジアムは屋外で過ごすため暑さ、寒さ、雨などに対応した服装、持ち物を準備しましょう
・チャントは応援歌です。みんなに合わせて歌いスタジアムの一体感を盛り上げましょう
参考:
名古屋グランパス公式-はじめての観戦ガイド
wikipedia
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