サッカー選手にとって全盛期といわれる「ピーク年齢」というのは何歳になるのか。ここでは日本代表選手や海外選手、歴代のサッカー選手たちのピーク年齢について見ていきます。
サッカー選手のピーク年齢は何歳?日本代表や海外の選手を見てみると…
日本代表
本田圭佑選手
1986年6月13日生まれ 32歳(2018年12月現在)
ピーク年齢:約20〜24歳
2010年1月1日(当時24歳)、移籍金900万ユーロ(約12億円)でロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワへ移籍。
ロシア・プレミアリーグでプレーする初めての日本人選手になり、話題を集めましたね。UEFAチャンピオンズリーグでは、アシストや決勝点を決めるなどCLベスト8への原動力となり、2011年のロシアカップでは決勝戦で決勝点のアシストをし、チームの優勝に貢献しています。
三浦知良選手
1976年2月26日生 51歳(2018年12月現在)
ピーク年齢:約20〜26歳
キング・カズとも称され、海外ではサッカー専門誌に名前が載るほどの知名度を獲得している選手です。カズダンスというゴールが決めた際に行うダンスが社会現象を起こしましたね。
1993年(当時26歳)にはアジア年間最優秀賞を受賞しました。また、高校を中退しブラジルに単身で渡航し、サッカーの技術を磨き日本人で初めてブラジル全国選手権への出場を果たした人物でもあります。
サッカー選手の最長年齢は何歳?日本代表や海外の選手を見てみると…
海外選手
リオネル・メッシ選手
1987年6月24日生 31歳(2018年12月現在)
ピーク年齢:約17〜25歳
2004年(当時17歳)にFCバルセロナでトップチームでデビュー以降、9度のリーガ・エスパニョーラ(スペインのプロサッカーチーム)で優勝し、4度UEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献、メッシ選手自身も5回のバロン・ドール(ヨーロッパ年間最優秀選手)を
受賞し、5回のチャンピオンリーグ得点王と5階のリーガ得点王を獲得しました。
ロナウジーニョ選手
1890年3月21日生 38歳(2018年12月現在)
ピーク年齢:約20〜25歳
ロナウジーニョ選手の全盛期といえばFCバルセロナ所属時という声が多いです。2004年(当時24歳)には、FIFA最優秀選手賞を受賞しました。翌年にはFIFPro年間ベストイレブンとFIFPro年間最優秀選手賞を受賞し、UEFA年間最優秀賞なども受賞しています。
上記の一覧を比較してみると、全身の筋量や体力が一番ある10代後半〜20代前半がサッカー選手のピーク年齢と言えます。
ですが、これはあくまで目安であり、個々の経験や技術などでピークの年齢は変動してきます。
選手寿命が野球と比べて短いのはなぜ?
ここでは、野球とサッカーの選手寿命を比べていきたいと思います。
野球:約29歳
若干数字が前後するかもしれませんが、上記がサッカー選手と野球選手の選手寿命と言われています。サッカー選手は野球選手より選手寿命が短いと言われています。
その違いは「スポーツの特性」にあると考えます。
サッカーの試合の場合、ジョギングような低強度の運動からスプリンドダッシュのような高強度の運動までが複雑に繰り返されています。
そのため「有酸素運動」と「無酸素運動」の双方の能力が必要になってくるわけですが、なかでもずっと走らなければならないので「有酸素運動」は常になされている状態と言えます。
いくら体にいいと言われている「有酸素運動」であっても、過度に負荷がかかっていることは否めません。
一方、野球選手はバットを振ったり、塁までの短距離を全力で走る「無酸素運動」がメインとなります。(もちろん野球に有酸素運動が全く必要ないわけではありませんが。)
年齢を重ねると、瞬発的な力をメインとする「無酸素運動」よりも走り続けたりする「有酸素運動」の方が体力の衰えによるダメージが大きく、体力の限界や怪我などをし、引退してしまう選手が多いようです。
まとめ
・サッカー選手のピーク年齢は約10代後半〜20代前半
・サッカー選手の平均選手寿命は約26歳
・野球より選手寿命が短い
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