サッカーを観ていると時々「アウェイゴール」という言葉をアナウンスされることがあります。通常のJリーグなどではあまり聞くことのない言葉です。
ではどんな試合のときに用いられるのでしょうか。そしてどんな意味があるのでしょうか。ルールを見ていきましょう。
アウェイゴールとは?
アウェイゴールが採用される状況は、ホーム・アンド・アウェイ方式であることです。
主にUEFAチャンピオンズリーグ、ACL、ワールドカップ予選、Jリーグカップなどで行われている方式で、同じ対戦相手とホーム、アウェイで2回対戦します。
このホーム・アンド・アウェイ方式で2試合が終了し、通算の得点が同点だった場合、アウェイで獲得した得点が多かったほうが勝ち上がります。
このときのアウェイで獲得したゴールのことをアウェイゴールと呼びます。
通常のリーグ戦ではホームでもアウェイでも1得点に1点以上の重さはありませんが、ホーム・アンド・アウェイ方式でアウェイゴールを奪うことはとても有利になることになります。
2試合終了して同点、アウェイゴールも同点だった場合には延長戦に入ることが多いです。
例えば…
2019年のACL準々決勝の例を見てみましょう。
広州恒大がホームで鹿島アントラーズと対戦しましたが、0-0のドローという結果でした。
1か月後、同じ対戦を鹿島アントラーズのホームで戦いました。
結果は1-1のドローですが、このときのアウェイゴールは広州恒大の1、鹿島アントラーズは0ということで準決勝に進んだのは広州恒大となりました。
まとめ
・アウェイゴールとは、ホーム・アンド・アウェイ方式で行う2試合で、アウェイで奪ったゴールのことを指す
・2試合終了して同点の場合はアウェイゴールの多いほうが勝ち上がるため、とても比重の重いゴールとなる
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