各国サッカー代表の強さはFIFA世界ランキングを見ればわかるものなのでしょうか?ここでは歴代の最高位を一覧にして見ました。また、その理由や原因も分析しました。
FIFA世界ランキング歴代最高位一覧!
1994年 ブラジル
1995年 ブラジル
1996年 ブラジル
1997年 ブラジル
1998年 ブラジル
1999年 ブラジル
2000年 ブラジル
2001年 フランス
2002年 ブラジル
2003年 ブラジル
2004年 ブラジル
2005年 ブラジル
2006年 ブラジル
2007年 アルゼンチン
2008年 スペイン
2009年 スペイン
2010年 スペイン
2011年 スペイン
2012年 スペイン
2013年 スペイン
2014年 ドイツ
2015年 ベルギー
2016年 アルゼンチン
2017年 ドイツ
2018年 ベルギー
参考:
fifa
wikipedia
一覧から見る最高位の傾向や理由を分析してみた
当初の計算方法はシンプル!
FIFAランキングが発表された当時は単にどれだけ勝てるかというシンプルな計算方式をとっていました。
そのため、相手のランキングに関わらずたくさん勝てばポイントが増え、ランキングが上がります。
その結果、親善試合を含め勝利を重ねたブラジルが常にランキング1位にいます。
システム変更後は…
ですが、1999年からシステムが変更され相手のポジションやその試合の重要度が考慮されるようになりました。
その結果、W杯やユーロ2000年大会で優勝したフランスが2001年に世界ランキング1位になっていることがわかります。
翌年からは日韓W杯を優勝したブラジルがランキング1位になりました。
そこからは、主にユーロ2008と2012の2連覇、2010年W杯を優勝したスペインが長い間ランキング1位として君臨しています。
それでも、やはり問題点が指摘され、システム変更は1999年の後は2006年、2018年と続きます。
2014年はW杯優勝のドイツです。
そこからは毎年ランキングは変動しています。
考えられる理由としては、
・当時の1位の国がW杯や各大陸の大会で目立った成績を残せなかった
・他の国がW杯や各大陸大会の予選を含め親善試合を多く重ねそこでも多く勝利
という事が挙げられます。
いくら弱い相手にでも勝利をすればポイントは稼げるわけです。
また、試合をしなければポイントは変動しません。他力本願ですが周りがポイントを下げることで自動的に順位が上がることもあります。
現在のランキング1位はベルギーですが、過去数年でユーロ予選やW杯予選で圧倒的な強さを見せることで、試合の重要度と対戦相手のランクが高いこともあり、ポイントを稼いでいます。さらに昨年のW杯でもベスト4に入った結果が反映されています。
詳しいポイント算出方法はこちら↓
【サッカー】 FIFA世界ランキングの決め方を確認!ポイントの計算方法は?
まとめ
・システムは変わり続け、本当の実力が反映されない時もある。
・多くポイントを稼いだチームがランキング上位になる。
・試合の重要度、対戦相手のランク、試合結果によってポイントの振れ幅がある。
・公式戦で勝ち続ければランキングは下がらない。
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