ヨーロッパで活躍する若手選手も多い近年の日本人サッカー選手。今回は若手日本人選手の注目逸材をまとめてみました。
注目の若手選手といえば…?
今回は注目の若手選手なので22歳以下で2020年の東京五輪への参加資格を持つ選手をピックアップします。
久保建英選手
市場価値: 1000万ユーロ(約12億円)
マジョルカ所属のMF
言わずと知れた日本サッカー界の至宝です。
若干18歳ながら世界最高峰リーグであるスペイン・リーガエスパニョーラでプレーしています。
小柄ですが、体の使い方が抜群!
相手の前にスルッと入るので相手はボールを取りに行くことが難しく、ファールを誘発します。
左利きならではの独特なドリブルや抜群のタイミングで繰り出されるパスは上手いの一言です。
高校選手権に出る年齢の選手がスペイン1部リーグでメッシと対戦したと考えると、すごさがわかるはずです。
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冨安健洋選手
市場価値: 1000万ユーロ(約12億円)
ボローニャ所属のDF。
2019年のアジアカップで注目を浴びたDFです。
身長が188cmありますが、足元の技術もありビルドアップで攻撃を組み立てることもできます。
もちろん空中戦も強く、アジアカップではヘディングからゴールを決めています。所属チームのボローニャでは右サイドバックを務め、守備だけでなく攻撃参加にも磨きがかかっています。
すでに強豪ACミランなどが獲得に名乗りをあげている模様です。
中村敬斗選手
市場価値:75万ユーロ(約9000万円)
トゥエンテ所属のFW。
当時、高校生ながらガンバ大阪とプロ契約を結んだ選手です。
夏にオランダのトゥエンテへ移籍すると、すでに15試合に出場し6ゴールを決めています。
特に開幕戦のPSV戦と王者アヤックス戦で決めたそれぞれのゴールはオランダに強烈なインパクトを残しました。
左サイドから中央に切り込んで右足で決めるシュートは一級品です。
小川航基選手
市場価値:35万ユーロ(約4000万円)
水戸ホーリーホック所属のFW。
東京五輪世代チームが発足した時から常にメンバーに選ばれている中心選手です。
プロ入り後は怪我に悩まされ、思うような結果が伴わなかったですが、移籍してからまたプレーのキレが戻ってきた印象です。
生粋のストライカーらしく、どんな場所、どんな体勢からでもゴールを狙います。
東アジアナンバーワンを決めるE-1選手権の香港戦で日本代表デビューを果たし、史上3人目となる代表デビューハットトリックを達成しました。
田中碧選手
市場価値:40万ユーロ(約4800万円)
川崎フロンターレ所属のMF
入団から今年までなかなか出場できずにいましたが、今年からJリーグにコンスタントに出場したことで成長した選手です。
主にボランチでプレーをし、正確なテクニックとゲームの流れを読む能力に長け、ゲームをコントロールします。
守備では激しいプレッシャーで相手からボールを奪うこともできるチームに1人いると頼りになる存在です。
<番外編>最も勢いがある日本人選手は?
23歳以下ではないですが、最も勢いがある日本人選手を紹介させていただきます。
南野拓実選手
市場価値:500万ユーロ(約6億円)
ザルツブルグ所属のMF。
4年前からオーストリアの名門でプレーする日本人選手が今シーズンヨーロッパを騒がせました。言わずと知れた南野選手です。
世界最高峰のチャンピオンズリーグであるプレミアリーグ。
ここで首位を独走するリバプールを苦しめたことは一気に注目の的となります。
試合はアウェイで3-4で惜しくも敗れましたが南野選手の1ゴール1アシストに加えて、ピッチを縦横無尽に走り、攻守において常に存在感を放ちました。
ホームでのリバプール戦でも同じようにプレーし、リバプールのクロップ監督やファンダイク選手、ヘンダーソン選手がチームに獲得を進言する事態に。
12月16日現在、すでに両チーム間で獲得合意したとなっていますが、正式発表があるまで油断はできません。
今、一番の注目日本人選手です。
雑感
東京五輪世代の注目選手は、正直なところたくさんいて選ぶのが難しいと感じました。
他にも堂安律選手や安部裕葵選手もいるので、五輪代表監督はもっと難しい仕事をこなさなければいけないと思います。
昔と違い、多くの日本人選手が海外でプレーをしていますが、Jリーグにも多くの若手選手が活躍しているので、このまま日本サッカーのレベルも上がっていって欲しいと願います。
※市場価値は2019年12月16日現在のものです。
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